コビット19

コビット19の由来、読み方、症状などを解説していこうかと

コビット19のワクチン接種は必須になる?

コビット19のワクチン開発競争が過熱してます。そりゃそうですね。これだけ世界で注目されているわけですから、最初にワクチン開発に成功した製薬会社はすぐに売上げが爆増するでしょう。

 

WHOがワクチン開発状況をまとめています。9月30日時点では臨床試験を行っているCOVID-19ワクチン候補は41種類。前臨床の段階のものは151種類。ものすごい数ですね。

 

通常のワクチン開発にかかる時間、期間

2020年中にとか2021年にはワクチンができるといったニュースが出ていますが、そもそもワクチンの開発にはどれくらいの時間、期間がかかるかというと、どうやら10年から15年くらいかかるようです。これまでの最速記録は4年。流行性耳下線炎のワクチンだそうです。

 

ワクチン開発のステップ

ワクチン開発ステップ

出典:米国研究製薬工業協会

小さい字で書いてありますが、最大15年と10億米ドル、つまり1,000億円くらいってことです。こんなにお金がかかるんですね。そしてステップも多いし、その中で必要な期間も長いです。

こうやってみると、もし特例的な措置がなされて2020年中とか2021年くらいにワクチンが開発されたとしても、ちょっと安全性や有効性に疑問が出てくるかもしれませんね。。。実際に・・・

www.tokyo-np.co.jp

www.newsweekjapan.jp

こんなニュースも出てきています。これは製薬会社への不信というよりは、開発期間を異常に短縮しているための問題点が出てきているということなのではないでしょうか。

 

日本では集団免疫ができているといった話もあるコビット19。恐らくこの冬場に再度いろいろなことが起こるでしょう。第3波が来る来ないといった話もありますし、毎年のインフルエンザだってあります。そんな中まずはワクチンができるかどうか、そしてそのワクチンが安全かそして有効か、といったことは今後も大きな話題になっていきそうですね。

コビット19 感染者数世界と日本

コビット19の感染者数のカウント方法で世界と日本で違いはあるのでしょうか。これにはPCR検査というものを知る必要があるかもしれません。

 

PCR検査がどういうものかというと、使用する検体の中にあるウィルスを何倍にも増幅させるというものです。ウィルスは非常に小さく、そのままだとなんだかわからないのです。このためなんのウィルスが含まれているのかをはっきりさせるために増幅させますが、この増幅のさせ方が半端ではありません。何万倍どころか数百万倍から数億倍にもさせます。それくらいウィルスって小さいってことですね。

コビット19に感染しているかをどう定義するか

ここからポイントになりますがコビット19に感染しているかどうかについてはその定義によって全然違ってきます。PCR検査でウィルスが検出されたかどうかというのは本当に感染しているかどうかとは完全に一致しません。

段階としては3つに分かれます。

1つ目は単純にウィルスがいただけという状態。これは正確には感染はしておらず、症状もありません。飛んでいるウィルスが体内に入ってきただけ、という状態です。特に何か悪さをしているわけでもありません。

2つ目はウィルスが入ってきたことはあるものの、人間の体内の免疫機能で撃退され、死骸が残っていたケース。こういったケースでもPCR検査は数百万倍の増幅するので、ウィルスを検出します。この場合も症状はなく、感染もしてません。

3つ目がウィルスが細胞内に入ってきてしまい、いわゆる感染しているという状況です。しかしこの場合でも症状が出ている場合と出ていない場合があります。

毎日発表されるコビット19感染者数はどこまでをカウントしている?

実は上記3つ全てをカウントしてしまっているようです。とにかくウィルスがいれば感染!と定義してしまっているのです。このため上記の1つ目と2つ目のケースで無症状であっても隔離し、病院は飽和なんてことも・・・もしくは本当は感染していなかったのに、入院し、感染している人達の囲まれているうちに本当に感染してしまう・・・なんてこともあるのではないでしょうか。

コビッド19感染者数について世界と日本では違いがあるかどうかは正確なところはわかりませんが、恐らく他の国でも多かれ少なかれ同じようなカウント方法がなされている可能性はあるでしょう。

PCR検査を開発した研究者はPCR検査をコビット19感染検出に使うなと言ったとか・・・

コロナウィルスという表記を使わないでCovid-19が適切?しかし・・・

コロナウィルスはあまりに呼びやすい?

コロナウィルスが発生して、世界に蔓延する中でコロナという名称を商品名や企業名に使っていた人達が風評被害を受けている、全く関係ないのに、何かウィルスと関係しているかのごとくイメージを持たれているというニュースは見たことあるかと思います。

この原因としてコロナウィルスがあまりに呼びやすいから、という意見もあるようです。

news.yahoo.co.jp

確かにコロナは言いやすい

コロナ。確かに言いやすいかもしれませんし、いろいろと造語もありますね。コロコロコロナ、チンコロ、コロナ禍(これをコロナ鍋と書いてしまう人も・・・)などなどコロナってなんだか確かに言いやすい単語かもしれません。

一方でコビット19の方はなんだかコードネームのような感じがします。日本語だと小人19人みたいな感じになってしまいますが、英語でCovid-19と書くと、何か不思議なものだという印象があり、ウィルスの名前としてもいいかもしれません。

ここでいいかもと言っているのは、ある程度の危機感を伝えられるという意味です。コロナが言いやすいのでやめようというのは、あまりに言いやすいために、全く関係のない単語と組み合わせたり、言いやすいがゆえに既に商品名、企業名に使われているので、ウィルスの名前としてしまうと、よからぬことが起こる可能性があるということでしょうね。

Covid-19にしたら解決するかと思いきや・・・

じゃぁCovid-19にすれば解決するのかと思いきや、なんと・・・これでも問題が発生しそうです。というのもCovid社という会社が存在していたというのです。その会社はアリゾナ州テンピにあるAV機器メーカーで、ノーム・カーソンという人が経営しています。こちらがその会社のホームページ。

www.covid.com

もはやCovidと検索して探すのは至難の業になっている状況ですね・・・地名のアリゾナなんかと一緒に検索しても完全にコロナウィルス改めコビット19の情報ばかりになっていますし。

ここまで来たらもはやこの流れに乗って、コビット19関連の機器なんかを売った方がいいのかもしれません。それなら辻褄が合うというか合わないというか。。

コビット19の読み方は?

英語名称はCOVID-19

コビット19ですが、元々は英語でCOVID-19と書きます。前の記事でも言及をしましたが、これをそのまま読むとなると、コビッドナインティーンが正しいかもしれません。しかしながらどうしてか日本語だとコビッドではなくコビットという最後は濁らない読み方をするようになったようです。

一方最後の数字はじゅうきゅうと読むよりは、ナインティーンと呼んであげた方がしっくりくるような気がします。

コロナは元々ギリシャ

コビッド、Covidがコロナ(Corona)、ウィルス(Virus)、病気(Disease)から来るということは前の記事でも説明しましたし、コロナは王冠という意味だということも説明しました。

ではコロナというのは元々何語なのかというと、ギリシャ語です。そういえばギリシャ神話などで王様が頭につけている王冠に似ているような気もしてきましたね。

コロナウィルス発生でイメージが一変

元々ギリシャ語で王冠という意味をコロナという単語は持っていたわけですから、かなりポジティブなイメージだったわけです。だからコロナビールとか住宅メーカーのコロナが使っていたわけです。商品名はもちろん社名にするくらいですから相当前向きなイメージじゃないと使いませんよね。

しかし今回コビット19が発生した結果、コロナという単語のイメージは全くもっていいものではなくなりました。コロナビールや住宅メーカーのコロナにしてみたら迷惑以外の何物でもないですが。。たまたま発生した病気の原因であるウィルスの形がコロナ、王冠のような形をしていたからコロナという単語が使われただけなのです。

風評被害もいいところですが、たまにこういった風評被害でさえも知名度アップになるといってポジティブに捉えることもできなくもないことはありますが、今回ばかりはそういったわけにもいきません。風評被害を通り超して実害が発生している可能性だってありますしね。。

繰り返しになりますが、コロナビールはおいしいですからね~

 

コビット19の由来は?

世界を席巻するコビット19

コビット19とは今世界を席巻しているウィルスの名称です。コロナと呼ばれることもありますが、コビット19という呼び方もあります。英語だとコロナよりCoronavirus(コロナウィルス)と呼ぶ方が多いかもしれません。もしくはCovid19ですね。では、この名称どういう由来があるのでしょうか。

 

コビット19の由来

BBCによるとコビット19の由来というか命名をしたのはWHOです。あの色々言われているテドロスさんが事務局長を務めている機関です。WHOは世界保健機構。本来は相当権威のある機関なのでは?と思いますが、今回のコビット19の件で何かと権威を落としてしまった感はあります。アメリカに至ってはトランプ大統領が怒り心頭で、WHOへの資金援助をやめてしまいましたからね(汗

そんなWHOが由来となっているコビット19ですが、造語です。英語だとCOVID-19と書きます。そして以下の3つの単語と報告された年を組み合わせてできています。

Corona(コロナ)

Virus(ウイルス)

Disease(病気)

CoronaのCo、VirusのVi、DiseaseのD、そして報告されたのが2019年だったのそれを入れてCovid-19。コビット19。

 

ん?読み方はコビッドじゃないの?って思うかもしれませんが、そこはもうそういう読み方になってしまったんでしょうね。日本語だと誰もコビッドと言っていないかもしれません。

コロナの由来は?

コビット19の由来はわかった。そしてVirus(ウイルス)とDisease(病気)もわかる。ではコロナは?なんかコロナビールの評判が悪くなってしまったり、石油ファンヒーターや石油ストーブ、給湯機、エアコン、美容機器などを取り扱う総合住宅設備メーカーであるコロナはイメージ悪化を防ぐために広告まで出したりと大変な目にあっているようですが、そんなコロナという単語が使われているのはなぜなのでしょうか?

 

これはコロナウィルスの形状に由来しています。よくニュースなどでコロナウィルス、コビット19関連のことを報じる際になんだか丸っぽい変な形の画像がついているのを見たことありませんか?あれは顕微鏡で見たコロナウィルスなんです。顕微鏡で見ると表面に王冠(コロナ)状の突起があるのです。つまりコロナは王冠を由来としているということです。

 

こういう由来がわかればなんてことないですけど、そもそも病気に対する恐怖心などもあって、そんなことを調べる余裕は多くの人はないでしょう。そうするとコロナという名前がついている商品であったり企業に対するイメージが下がってしまうなんてことが起こるわけですね。。。

 

コロナビールおいしいですよね。あのライムを入れて飲むコロナビール最高じゃないですか。これから暑い夏には欠かせないアイテムですね。

 

 

総合住宅設備メーカーの方はどちらかというと冬場に活躍するイメージですね。いろんなところでお世話になっている人も多いでしょう。

 

 言葉の由来を正しく覚えていけるといいですよね。コビット19の由来のお話でした。